秋の風物 酉の市・・・「松島神社」「波除神社」
「酉の市」は11月の酉の日に開かれる祭礼で、由来の1つは埼玉県の鷲宮神社が発祥とされますが、江戸時代から栄える浅草の鷲神社がよく知られています。ここ中央区では「松島神社.」と「波除神社」の二か所で開かれ、境内ではの開運・商売繁盛の守り熊手(縁起物のおかめ・宝船・大判小判・鯛・七福神・稲穂などの飾り付け)が売られています。
■2025年の酉の市は「一の酉」11月12日(水)と「二の酉」11月24日(月・休)の2回です。
■【公式HP】波除神社 【神社のしおり】松島神社 【酉の市情報など】・・・大日本百科事典他
松島神社[交通/東京メトロ日比谷線人形町駅]
昔この辺りが入り海であった頃、島内に松が鬱蒼と茂っていたことでこの名がついたといわれる。
御祭は11月「酉の日」や正月の「日本橋七福神巡り」で賑わいます。ご祭神は大国神他。
■「良夢」のお札が人気(夢見がいい)。
築地・波除神社[交通/東京メトロ日比谷線築地駅]
【神社の由来】350年程前ここ築地一帯は海でした。埋め立て工事は激波で難を極めましたが、海に漂う稲荷大神のご神体を得て、現在の地に社殿を作り、お祀りしたところ波風が収まり工事はやすやすと進んだとの故事があります.
【酉の市】境内では熊手の縁起物が売られ、神社では開運・商売繁盛の開運熊手「かっこめ」(福運や財宝を掃きこむという縁起から商売繁盛のお守りになった)を授与・・・開運くじをひいて金運紙小判をいただきました。
■築地駅下車グルメ&ショッピング・・・(築地本願寺)(築地場外市場商店街)(築地魚河岸/小田原橋棟・海幸橋棟)
波除神社 獅子頭 区民有形文化財
江戸時代中期には大きな獅子頭を担いで、街を練り歩く祭りの祭礼が知られていたようです。
1990年には雄の「天井大獅子」2002年には雌の「お歯黒獅子」が再興されて左右社殿に置かれています。災難除け・厄除け・商売繁盛などのご利益があるとされています。
■【写真】今日は酉の市・・・「厄除天井大獅子」が参拝者を迎えてくれます。
ここ波除神社は旧築地市場入口付近です。跡地の築地地区まちづくり事業が具体化してきました。2015年6月、築地市場最後のつきじ獅子祭が開催され、女性によるお歯黒獅子渡御・神輿の市場練り歩き・船渡御・・・の光景を思い出しました。
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