団子屋おきな

11/4オープン「 山本海苔店」の初の飲食業態「手巻きYAMAMOTO」に行ってきました!

中央区日本橋を代表する老舗、嘉永2年創業の「山本海苔店」。味付け海苔発祥のお店としても有名ですが、「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」に伴う一時移転と同時に、11月4日に初挑戦となる飲食業態「手巻きYAMAMOTO」をスタートさせましたので、行ってまいりました。

場所は「日本橋本店」の売り場内に併設されたカウンター8席。毎朝10時に整理券が配布されるので、受付表に人数を書いて待つと、11時オープンの5分前から案内されるそうです。

あったか「コシヒカリ」に、12種類もの具から好きなのを載せて、山本海苔のブランド海苔「梅の花」を自分で巻く手巻きスタイル。写真のご飯の手前にある木の台に、海苔、ご飯、具と載せて、自分オリジナルの手巻きおにぎりを作ります。

 11/4オープン「 山本海苔店」の初の飲食業態「手巻きYAMAMOTO」に行ってきました!
 11/4オープン「 山本海苔店」の初の飲食業態「手巻きYAMAMOTO」に行ってきました!

メニューは2種類。目玉は、大塚のおにぎり専門店「おにぎり ぼんご」女将の右近由美子さん、「日本橋ゆかり」の野永喜三夫氏が、メニュー開発に協力・監修していること。

右近さん監修は、ぼんごの具材なども使った「YAMAMOTO手巻き」。具は、海苔の味を引き立てる塩、日本橋八木長本店の金ごま、山形のままけは、卵黄醤油漬け、ピーナッツ味噌、辛子明太子、ツナマヨネーズ、肉そぼろ、日本橋のべったら漬け、炊きあさり、しゃけ。

野永さん監修は、協力店の創業年の合計が1000年を超えるという「日本橋1000年手巻き」。具は、塩から卵黄醤油漬けまでは上記と同じで、ほかは、「日本橋ゆかり」の江戸葱味噌、「茨城県 菊水食品」のシン納豆、「広島県 三島食品+和歌山県 丸惣紀州」のゆかり梅、「日本橋伊勢重」の牛そぼろの桜煮実山椒入、「日本橋にんべん+日本橋貝新」の昆布の佃煮にんべん和え、「石川県 直源醤油」の本まぐろの中トロと赤身醤油糀かけ、「岡山県 蝶鮫屋」のスモーク蝶鮫のキャビアのせ、「鹿児島県 山田水産」のうなぎの蒲焼山椒風味仕上げ。

私は、今回初回だったので、遠慮して?「YAMAMOTO手巻き」の方にしましたが、いつか「日本橋1000年手巻き」の方も食べてみたいと思います。

 11/4オープン「 山本海苔店」の初の飲食業態「手巻きYAMAMOTO」に行ってきました!

こちらの「梅」マークが付いた黒いものは、海苔をあぶる機械。食べる直前に、焼き立てのパリッとした海苔が提供されます。焼き海苔本来の香りも引き立ちます。

 11/4オープン「 山本海苔店」の初の飲食業態「手巻きYAMAMOTO」に行ってきました!

日本橋民にはおなじみの、北斎の「富嶽三十六景 江戸日本橋」が描かれた木の箱は「焼きのり箱」。中にはなんと炭が入っていて、ほんのりあたたかい状態が保たれます。

箱の中には、4切8枚の「梅の花」が。具をどう配分しようかと数えました(笑)。具が12種類なのに、海苔が8枚、、、足りない!と思いましたが、追加海苔4切4枚550円を注文することができます。さらに、最高級海苔「やまもと」の追加海苔4切4枚も注文することができます。お値段は、、、見てのお楽しみで。

 11/4オープン「 山本海苔店」の初の飲食業態「手巻きYAMAMOTO」に行ってきました!

こちらの写真は移転前店舗訪問時に撮影させていただいた「山本海苔店コレクション」。日本橋には老舗がたくさんあるので、その魅力を訪ね歩くのが楽しいです。

再開発の工事が終わった後も、時代に合わせてしなやかに発展しながら、末永く老舗のみなさんの営業が続いていきますよう、日本橋の民としては応援していきたいです。

 11/4オープン「 山本海苔店」の初の飲食業態「手巻きYAMAMOTO」に行ってきました!