としむら

足元に眠る通信の歴史
築地で見つけたレアな古蓋

現在のNTT(旧:電電公社/逓信省)の前身時代に作られた、

電話線や通信ケーブルを地下に収めるためのマンホール蓋

こちらは「電信」または「電気」の頭文字

明治時代、電話が普及する前は「電報(電信)」が主な通信手段

そのための地下ケーブル(電信線)が通っている場所に設置されたもの

  •  明治2年(1869年)、日本で初めての公衆電信線が「東京(築地)」と「横浜」の間に引かれた

  • 中央区は日本の電気通信ネットワークのまさにスタート地点

おとなりに「電話」の「話」のマンホール

おとなりに「電話」の「話」のマンホール
 足元に眠る通信の歴史
築地で見つけたレアな古蓋

1890年(明治23年)東京〜横浜間で電話が開通

電信線とは別に、
電話線専用の地下ケーブルを通すために設置された

 何度も再開発が行われているが、路地裏や古いビルの敷地境界付近、歩道の隅などに

当時の頑丈な鋳鉄(ちゅうてつ)製の蓋が取り残され、

奇跡的に令和の現在まで残っている

当時は現代のようにパソコンでカチッとデザインしたわけではなく、

職人が文字の型を作っていた

そのため、蓋によって「電」や「話」のフォントが微妙に丸っこかったり、力強かったりと、

1枚1枚に個性(味わい)があるのも見どころ

再開発が進む中央区で、ひっそりと歴史を伝え続ける「足元の遺産」

『電』や『話』を探してみてはいかがでしょうか