よこやん

中央区『本祭り』当たり年プラスワン:銀杏八幡宮例大祭(8/28-29)手に汗握る「斜め神輿」は必見です‼️

今年5つもあった中央区の本祭り、実はもう一つあるんです。

日本橋蛎殻町にある銀杏八幡宮は3年毎に例大祭をやられており、2023年の前回に続いて今年も例大祭やることになりました。
みなさん、珍しい神輿担ぎが観られますよ!

日程はこちらです

8月28日(金) 17:30-  前夜祭
8月29日(土) 10-11:30 神輿町内巡行
       13:00-  神輿と子供神輿町内巡行
       14:40頃   宮入り
       17:00-  お神輿納め

本宮の由来などは後述しますが、なんといってもハイライトは神輿の宮入り。

お神輿を境内に入れるのですが、なんとここの鳥居は幅が狭くて蛎殻町の神輿が通れない

じゃあどうするかというと、みんなで斜めに担ぎ上げてなんとか通そうとします。
ところが
神輿は幅だけじゃなく、頭に色々ついてて結構背が高い。
鳥居を抜けるのはほんとにギリのギリ、スレスレの繊細な作業になります。

担ぐ方もドキドキでしょうが、観てる方だってハラハラ、無駄に汗をかく始末。
そして無事通り抜けたあとの大拍手・大喝采がいいんですよね。
これを観ると、3年後もまた観たくなっちゃう(笑)

宮入りは29日(土)14:40頃の予定。お見逃しなく!

さあ祭りだ祭りだー!

(冒頭イラストは前回の「斜め神輿」の様子を描いています。町会情報サイト『まちのひととき』ご提供の写真をもとに作成しました。『まちのひととき』はいろいろな情報があってさすがです)

文豪・谷崎潤一郎も通った銀杏八幡宮
八幡宮と稲荷が境内に同居

文豪・谷崎潤一郎も通った銀杏八幡宮
八幡宮と稲荷が境内に同居 中央区『本祭り』当たり年プラスワン:銀杏八幡宮例大祭(8/28-29)手に汗握る「斜め神輿」は必見です‼️

小ぶりな鳥居の先が銀杏八幡宮(左)と銀杏稲荷(右)。周囲は銀杏に覆われ秋の終わりには境内全体が黄金色になるという。


銀杏八幡宮の創建年は不明のようです。
社殿が安永4年(1775)に建てられた記録は残るものの、当時境内にはすでに樹齢300-400年とみられる大銀杏があり、創立はそれ以前と考えられています。
旧福井藩常盤橋松平氏の御屋敷鎮守として祀られ、松平家の領地に住む蛎殻町民に長く信仰されてきた神社です。

社殿と銀杏の大木は残念ながら関東大震災で消失してしまい残っていません。
神楽の舞台もあったようで、隣の人形町で生まれた作家・谷崎潤一郎が幼い頃、銀杏八幡宮や水天宮で神楽をよく観た話が彼の随筆「幼少時代」に残されています。

ちょうどこの境内の裏手あたりに、谷崎の祖父が始めた活版所の支店(谷崎分社)があり、看板も出していたんだとか。
幼少期の谷崎は乳母とベッタリだったらしいので、二人でこの辺りを何度も歩いていたかもしれませんね。

同じ境内に複数の神社が合祀されていることはよくあるのですが、銀杏八幡宮より銀杏稲荷神社の方が実は古くからあったとのこと。
その銀杏稲荷のご利益は「商売繁盛」、蛎殻町隣の兜町や茅場町の会社から今も寄進があるらしいです。
これはあやからなきゃ!

銀杏八幡宮は蛎殻町交差点すぐそば
地下鉄人形町駅・水天宮前駅から徒歩4分、茅場町駅からも近い

銀杏八幡宮は蛎殻町交差点すぐそば
地下鉄人形町駅・水天宮前駅から徒歩4分、茅場町駅からも近い 中央区『本祭り』当たり年プラスワン:銀杏八幡宮例大祭(8/28-29)手に汗握る「斜め神輿」は必見です‼️

水天宮や小網神社、日枝神社など有名な神社に囲まれた位置にあるせいか、銀杏八幡宮の場所は今ひとつ知られていないようです。

お越しになる際は、下記地下鉄出口から出られると一番近いです。地図ご参考ください。

・日比谷線人形町駅A2出口(徒歩4分)

・半蔵門線水天宮前駅6番出口(徒歩4分)

・日比谷線茅場町駅4a出口(徒歩6分)


なお、人形町駅近くには「谷崎潤一郎生誕の地」碑があります。

かつてこの場所の近くに「東京米穀取引所」があり、谷崎の祖父はその米相場情報をまとめた『谷崎物価』という株式夕刊の販売を始め、かなり成功していました。
碑のある場所は印刷のための「谷崎活版所」があったところで、ここの土蔵で谷崎は生まれたと自分で本に書いています。

碑文は谷崎の3番目の妻・谷崎松子(随筆家)によるもの。
関係ないですけど2階には「谷崎」という居酒屋もあり。結構美味しいと評判です。

本祭りも楽しみだけど、銀杏の黄葉も楽しみ

本祭りも楽しみだけど、銀杏の黄葉も楽しみ 中央区『本祭り』当たり年プラスワン:銀杏八幡宮例大祭(8/28-29)手に汗握る「斜め神輿」は必見です‼️

こちらは実際の写真を元にしたイメージ図です。イチョウではない木も黄葉しててすみません!


かつての大銀杏は失われたものの、”銀杏”八幡宮というだけあって現在境内には大ぶりな銀杏が揃っており、その木々の葉が黄金色に染まる光景も、想像するだけで楽しみです。
葉が散って、そこらじゅうが黄金色になるのも凄そうです

去年と同じ気候なら、11月の終わりぐらいがベストシーズンになりますかね。
今月は「暑い暑い」と言いながら斜め神輿に驚き、3ヶ月後は「寒い寒い」と言いながら黄葉を愛でる。
本祭りだけでなく、楽しみはもっともっとありますね。

銀杏八幡宮例大祭と銀杏八幡宮・銀杏稲荷、楽しみましょう!

 

銀杏八幡宮・銀杏稲荷
東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目7−7