春本番! 歩こう歩こう
隅田川テラスから眺める「東京スカイツリー」後編
こんにちは、新人特派員の「たけちゃん」です。
今回は「東京スカイツリー」を両国橋から隅田川河口付近まで、主に隅田川テラスをてくてく歩きながら眺めてみようという企画です。
ちょっと距離が長いので、前編では隅田川右岸テラスを歩き中央大橋付近まで歩いていきました。今回の後編では、主に隅田川左岸テラスを歩き、隅田川河口付近を目指します。
ちなみに、川の左右は、上流から下流に向かって右側が右岸、左側が左岸と決められているようです。今回の企画では、両国橋から永代橋まで右岸は中央区、左岸は江東区です。中央大橋以南は右岸も左岸も中央区となりますね。
中央大橋から佃大橋へ
中央大橋を渡り終えて、佃公園に入りテラスを下流に向かいましょう。新緑がまぶしい時季を迎えています。対岸には「霊岸島水位観測所」や亀島川の河口を眺めることができます。「石川島灯台」付近でテラスはいったん途切れます。
「住吉小橋」で「佃堀」を渡り、スロープを降りる途中で左手に「住吉神社」の鳥居が見えてきます。380年弱の歴史を持つこの付近の街歩きも楽しいですよ。「佃島渡船場跡」から再びテラスへ戻ります。
佃大橋から勝どき橋へ
隅田川テラスをてくてく歩いて佃大橋をくぐります。隅田川を挟んで目の前には「聖路加ガーデン」の高層ツインタワーがそびえたっています。
対岸に老舗料亭「つきじ治作」が見える付近で、面白い光景に出会いました。
右手に「東京スカイツリー」、左手には勝どき橋後方に「東京タワー」。
“Tokyo”を代表する2つの超有名タワーを左右に眺めることができる貴重な場所なのです。
2020年9月に完成した「月島川水門テラス連絡橋」で月島川を渡ります。この連絡橋のおかげで、佃堀付近から勝どきの新月島川付近までの隅田川テラスが1つにつながりました。
ランニングやウォーキングコースの選択肢が増えてより身近にテラス楽しめるようになりました。
勝どき橋から築地大橋へ
隅田川テラスをてくてく歩いて勝どき橋をくぐると、対岸は築地市場跡地となります。ほとんどの建物は解体されてしまいました。
晴海通り沿いの立体駐車場(勝どき門駐車場)と、おそらく水産卸売場として使われていたうぐいす色の建物だけが寂しくたたずんでいます。
新月島川直前の浜前水門付近でテラスはいったん途絶えます。
左手に「OVOL」というロゴの入ったビルが見えたら、テラスの階段をのぼって、すぐそばにある浜前橋で新月島川を渡り、築地大橋をくぐります。
いよいよ 築地大橋から隅田川河口へ
隅田川沿いの道を歩くと右手に「たけちゃん」第一回のブログで紹介しました「勝どき見晴らし公園」があります。ここからもスカイツリーを眺めることができますが、今回はさらにてくてく歩いて隅田川河口を目指します。
公園から清澄通りまで約300m歩き右折。「豊海地区再開発」の工事現場を豊海水産埠頭方面に進みます。都バス都04と門33の終点:豊海水産埠頭停留所付近の横断歩道を右折し隅田川河口を目指します。
豊海町は水産関係の倉庫(冷蔵庫・冷凍庫)が立ち並ぶ町です。全国から運ばれた水産物は豊洲市場へ直行するものと、豊海町の倉庫で出荷時期を調整するものがあると聞いたことがあります。中央区の中でも独特の雰囲気を醸し出している町です。
ほどなく隅田川河口付近へ到着しました。両国橋から眺めたスカイツリーに比べると、だいぶ大きさは小さくなりましたが、それでもスカイツリーまでの距離は約7.3km。中央区最南端に近いこの付近でもスカイツリーの雄姿を眺めることができます。
今回は両国橋から隅田川河口付近まで「東京スカイツリー」を眺めながら南下してみました。健脚の方は一日で歩けるかもしれませんが、何日かにわけて隅田川テラス付近の街歩きも楽しみながらてくてく歩いてみてはいかがでしょうか?
お疲れ様でした。
※隅田川河口付近は都バス都04と門33の終点:豊海水産埠頭停留所から徒歩5分程度。