【遠足シリーズ第43弾】銀座の柳の故郷・安曇野を訪ねて
こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
気づいたら、今年も残すところあと3ヶ月余りとなりました。
過去記事にて「今年中には○○したい!」と課題にしていたことがいくつかあったので、そのうちの1つをクリアすべくアクティブに長野県安曇野市を訪れました。
きっかけは、今年4月10日の記事「【遠足シリーズ第34弾】動物園のそばで育つ銀座の柳三世」にて、「穂高駅前には銀座の柳が植えられているというので、今年こそは見に行きたいと思っています」と書いたこと。
「江戸川区と銀座の柳の由来」の碑(江戸川区・行船公園)
2度3度安曇野行きを計画するもたびたび流れてしまい、記事執筆から5ヶ月後にようやく穂高駅前に植えられている銀座の柳に会いに行くことができました!
1本のみではありますが、遠くから見てもすぐに目に入る立派な柳。
駅前にある安曇野市観光情報センターでいただいた「安曇野ぶらりマップ~穂髙神社エリアを歩こう~」には、銀座の柳の場所が示されており、安曇野市との関係性についても簡単に説明されています。
穂高駅前にある「銀座の柳二世」
木の根元に設置されている「銀座の柳二世」の案内板には次のように書かれています。
安曇野は、柳が多く自生する地であります。銀座との関わりは深く、昭和7年に、関東大震災復興記念として安曇野産のしだれ柳を出荷し、その柳により東京都中央区銀座の柳並木が復活しました。この柳は、昭和62年に安曇野市(旧穂高町)が、中央区に柳100本を寄贈。その返礼として、安曇野に里帰りした「銀座の柳二世」です。
穂高駅前にある「銀座の柳二世」の案内板
銀座の柳の故郷が安曇野だということは何度も見聞きしたことがありましたが、関東大震災復興記念として中央区に贈られた柳だったことは初めて知り、勉強になりました。
現在銀座には、大小さまざまな銀座の柳が植えられています。
銀座柳通りに植えられている柳も晴れの日は秋風になびき、街行く人たちに心地よい風景を提供しています。
山々に囲まれた安曇野市の雄大な自然に思いを馳せながら、都会で元気に成長する銀座の柳を眺めるのもまた一興ですね。