蛎殻町の松

【伊奈氏シリーズその3】伊奈神社(つくばみらい市)

中央区内には「郡代屋敷跡」という観光ポイントがあります。徳川家康から代官頭に任命された伊奈忠次をはじめとして、その後関東郡代といわれ十二代にわたり世襲したのが伊奈一族です。2022年1月17日公開のブログ「幕府を支えた伊奈一族に、もっと光を」では伊奈家の菩提寺である源長寺について、2022年5月5日公開のブログ「関東のインフラ整備に尽力した伊奈氏の拠点を歩く」では、埼玉県伊奈町の伊奈氏屋敷跡について書きました。
今回は、茨城県つくばみらい市にある「伊奈神社」を訪ねました。伊奈忠次・忠治親子は、水害の多かった鬼怒川と小貝川を分離させ、谷原領一帯を田園地帯にしました。伊奈神社は、地域の水開発に大きく貢献した小貝川「福岡堰」のすぐ上流側に位置しています。春にはサクラがきれいな場所だそうです。
常磐自動車道に「谷和原IC」がありますね。つくばみらい市は、旧・伊奈町と旧・谷和原村が合併してできた自治体です。旧・谷和原村は、旧・福岡村、旧・十和村、旧・谷原村、旧・小絹村が合併してできた自治体です。地名の由来を追いかけてみるのも面白いですね。鉄道駅からは若干遠いので、車でのアクセスをオススメします。