映画「祈りの幕が下りる時」
キーとなる12の橋、ご紹介します ⑩
ー 10月 茅場橋 ー
リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary sea です。
『映画「祈りの幕が下りる時」 キーとなる12の橋、ご紹介します』シリーズ、今回は第10回、茅場橋(かやばばし)をご紹介します。
このシリーズは映画「祈りの幕が下りる時」に登場しました橋、キーとなる12の橋を、月ごとにご紹介してまいります。
それでは・・・
茅場橋は・・・
画像は深夜の茅場橋です。
ー 橋の南詰付近に茅場河岸があった ー
この橋の南詰のあたりは、昔は茅場河岸と称し、茅を切って積む置き場であった。
今日の茅場町の由来と同じく、橋名もこれに由来する。
現在の橋は、旧橋の老朽化により平成4年(1992年)に架け替えられたもの。
~ 歩いてわかる 中央区ものしり百科 より ~
茅場橋の上には首都高速が走っています。
道路は新大橋通り(市場通り)です。
茅場橋は震災復興事業として新大橋通りが開通しました昭和4年(1929年)に架けられました。
その後、平成4年(1992年)に架け替えとなりました。
歩道も広く、とても歩きやすい橋です。
上の3画像も深夜の茅場橋です。
現在、ロズマリは一冊の本を読んでいます。
その本のタイトルは「透明な螺旋(らせん)」、もちろん東野圭吾さんの本です。
まだ途中なのですが、・・・
この「透明な螺旋」にも中央区の各所が登場します。
・ 日本橋の洒落たフレンチレストラン
・ 勝どき(住所)
・ 銀座のクラブ「VOWM(ボウム)」
・ 銀座並木通り
・ 外堀通り沿い「コーヒーの旨い店」
・ 中央通りから外れたところのバー クロスボウ(銀座2丁目)
・ 兇器となった銃は隅田川に捨てた(おそらく中央区の流域)
※ お店は架空です。
東野先生、いつも中央区をアピールしていただきありがとうございます。
茅場橋付近のご紹介
ぺんてる本社
ぺんてるさんの社名の由来は、
◎ ペインティング(絵の具などで絵を描くこと) + パステル(固形描画材) の造語
また、
◎ 筆記具の総称・ペン(pen) + 「伝える・表現」のテル(tell)
の意味を含む、ともされています。
ロズマリが2016年より参加しております「中央区まるごとミュージアム 巡回バス」でのバスボランティアガイド。
ロズマリは今年も乗車してガイドを務めさせていただきます。
今年は11月9日(日)に開催・運行予定です。
毎年、新大橋通りを進む際に語らせていただきます原稿より、「ぺんてる本社」さんの部分をご紹介します。
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左手、文房具のぺんてるさんの本社です。
ぺんてるさんの主力商品、ぺんてるサインペン、ご存じでしょうか。
ぺんてるさんは昭和38年、1963年にサインペンを発売しましたが、発売当初は日本では全然売れませんでした。
ところが次の年、アメリカでの見本市で無料配布しましたサインペン1本、その1本が当時のアメリカ大統領、ジョンソン大統領のところに届きました。
ジョンソン大統領はこのサインペンをとても気に入ってくれまして、24ダース、288本を注文されて、サインする時に愛用されたそうです。
それでアメリカのマスコミにぺんてるサインペンが紹介され、これで全世界で人気沸騰となったとのことです。
ぺんてるサインペンにはもうひとつ、逸話がございます。
やはりアメリカでのことです。
アメリカ航空宇宙局NASAでは、初めは宇宙飛行士の使う筆記用具、ペンで悩んでいました。
ボールペンは重力のない宇宙では使えません。
ところがサインペンは重力のない宇宙でも使えました。
それで1965年から66年の、宇宙船ジェミニにサインペンが乗ることとなりました。
そしてぺんてるさんのサインペンはより一層、日本の誇るべき商品となりました。
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茅場橋
日本橋茅場町1丁目 ー 日本橋小網町
地図上の赤丸で示しました橋です。
日本橋川、上流(左側)には「江戸橋」、下流(右側)には「湊橋(みなとばし)」が架かっています。
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