中央区そば紀行(4) 八丁堀 松月

※日本橋エリアだけでは収まらなくなってきまして、タイトルを今回から「中央区そば紀行」に変更いたします

今回ご紹介するのは東京メトロ日比谷線八丁堀駅から歩いてすぐ
私が本の森ちゅうおうに行く際にいつも寄らせていただいている八丁堀 松月(しょうげつ)さんです

こちら歴史が非常に深く中央区の生き字引のようなお店
昭和4年(1929年)創業とのことで、旧京橋区の頃から八丁堀に根ざしております。
時代の移り変わりとともに、街の移り変わりも見届けてきてくれました。

老舗そば店に多くある傾向なのですが、駅近であることが多いです
やはり駅近は商売が上手くいって、長くお店が続くのだろうか。と思います


過去の連載もどうぞ!

日本橋そば紀行(1)小伝馬町 おか田 さん
https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=4893

日本橋そば紀行(2)人形町 福そば さん
https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=4956

日本橋そば紀行(3)小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね) さん
https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5050

落ち着いた店内 昭和の空気を吸いに行こう

落ち着いた店内 昭和の空気を吸いに行こう 中央区そば紀行(4) 八丁堀 松月

店内は私の大好きな感じ!
こういう落ち着いた蕎麦店、昭和の空気を吸いにいける蕎麦屋が大好きです
本当にメニューが充実していて色々な種類のお蕎麦を楽しむことができるし、夜は飲み屋に早変わり、の身のこなしの良さ これが町蕎麦の良いところです。

私は昼に伺うことが多いのですが
このたくさんあるメニューを制覇するのが夢です、多分まだちょうど半分くらいだと思います、、、

カツ丼とかのセットものもお腹がすいているときにはちょうどいいのですが
こちらのお店で定評があるのがカレー南蛮、野菜がたっぷり入った野菜カレー南蛮はこのお店の人気商品なので
今回はこちらをレポートしたいと思います

 中央区そば紀行(4) 八丁堀 松月

そば専門店の蕎麦は喉越しが違う

そば専門店の蕎麦は喉越しが違う 中央区そば紀行(4) 八丁堀 松月

長年の営業による匠の技
松月さんのお蕎麦はやはり旨い。東京二八蕎麦に登録されているお店は間違いはないですね。

喉越しが素晴らしく、体の中にスルスル入ってくるような感じ
この季節だとちょっと熱く感じるところもあるのですが、お蕎麦は本当に自然と体の中に入っていきます。
すすった時の音もいい感じ、

こだわりのカレーは少し濃いめなのですが、お蕎麦に本当によく絡んで絶品のカレー蕎麦になります

そして野菜は新鮮で、たくさんの種類が入っていて大満足の構成です
野菜不足も解消されるので、一石二鳥ですね。

他のお店で、野菜うどんとか頼んで野菜が少ないみたいな経験もあるのですが、ここは違います

レンコンやナスやカボチャなど結構大ぶりなのがわかりますよね!
夏に嬉しいオクラもあります

一杯で満足度が本当に高いです、人気なのもわかりますね

また、店内飲食の場合はサービスでライスもいただきます。
自分のような力仕事の人間にとっては本当にありがたい!
これ食べて午後の仕事も頑張れますね

 中央区そば紀行(4) 八丁堀 松月

暑い日は納豆そばも良

暑い日は納豆そばも良 中央区そば紀行(4) 八丁堀 松月

こちらはおくら納豆蕎麦(1,050円)
暑い日はこれがたまりません。

蕎麦専門店のつゆは出汁がしっかり利いておりまして旨味がすごい
それにサッパリした蕎麦とおくらと納豆
この組み合わせは最強すぎます。

これからの季節、外せない一品ですね。こちらも大変おすすめです。


松月さんは老舗の個人経営のお店ではありますが、品数が本当に豊富で飽きさせません
雰囲気も良く、店員さんの接客も良

町蕎麦の良いところを凝縮させたような八丁堀の隠れ名店でございます

本の森ちゅうおうから歩いて直ぐなので、図書館帰りのランチにも最適です。
是非、八丁堀ランチの選択肢の一つに加えていただければと思います


【店舗情報】
八丁堀 そば処 松月
〒104-0032 中央区八丁堀3-23-6 安達ビル
03-3551-5261

 中央区そば紀行(4) 八丁堀 松月