パリオリンピック・パラリンピック、
メダリストパレードは?
~ 中央通り ~
リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary sea です。
2024パリオリンピック・パラリンピックは、パラリンピック閉会式(9月8日:日本時間9月9日)をもって終了しましたね。まだ熱が冷めやらないところですが。
日本選手団ですが、オリンピックとしましては、金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個、計45個、海外開催として最も多くのメダルを獲得しました。
金メダル獲得数はアメリカ、中国に続く第3位でした。大健闘ですね。
一方パラリンピックとしましては、金メダル14個という東京オリンピックの13個をも上回る好成績でした。
銀メダル10個、銅メダル17個、計41個、2004年のアテネの52個には及びませんでしたが、すばらしい成績でした。
そしてメダリストパレードは・・・
画像は銀座の中央通り、コロナ禍で人通りのない2020年4月17日金曜日午前11時、珍しいアングルです。
ここ中央通りで、オリンピック・パラリンピックのメダリストパレードがまた行われる、と、ロズマリはとても待ち望んでおりました。
2016年10月7日、リオオリンピック・パラリンピック メダリストパレードが、中央通りを長く使い行われました。
その4年前の2012年にはロンドンオリンピック メダリストパレードが行われました。
ロンドンはオリンピックメダリストだけでしたが、リオはパラリンピックメダリストも参加しました。
ロンドンは約50万人の観覧者、リオはパレードの距離も約2倍に延びて日本橋まで、ここ銀座中心に約80万人の観覧者が集まりました。
ちなみにロズマリはロンドンの際はまだ特派員ではありませんでしたが、職場の昼休み時間が合わず、パレードの準備段階しか見ることができませんでした。
リオの際は日本橋の橋のたもとで、特派員同期とともにフルに観覧しました。
⇒ 2016年10月12日「リオ・メダリストパレードと日本橋」
2021年の東京オリンピックのあとも、普通であればこの中央通りでメダリストパレードが盛大に行われたことでしょう。
100万人、それ以上の観覧者を記録したかもしれません。
残念ながらコロナの影響で、パレードの計画すら立たない状況となりました。
今回のパリオリンピック・パラリンピックにつきましては、8月11日にメダリストパレード中止の決定がされましたそうです。
日本オリンピック委員会・日本パラリンピック委員会は、パレード運営の負担などを考慮してのことと説明しています。
冒頭画像は東京オリンピック・パラリンピック前の2019年7月、日本橋の橋のたもとに展示されておりました「オリンピックモニュメント」です。
⇒ 2021年7月7日「中央区と東京2020オリンピック・パラリンピック ~中央区~」
通りがかりの多くの人、外国人もたくさんいらっしゃいましたが、このモニュメントを画像に収めていました。
これは昨年の中央通り、銀座コージーコーナー銀座1丁目本店前の画像です。
昨年もオリンピック・パラリンピックメダリストパレードにつきまして述べています。
⇒ 2023年11月17日「『銀座』はどこまで?銀座を一周してみましょう!⑪ 煉瓦銀座之碑・京橋の親柱(3基のうち残り1基)・中央通り・銀座湯」
・・・ここからはリオオリンピック・パラリンピック メダリストパレードを振り返ってみましょう。
体操陣の男性3人の右の女性、レスリング女子53kg級銀メダル 吉田沙保里さん、「霊長類最強女子」ですね。
このリオデジャネイロオリンピックで、日本選手団の主将を務めました。
そしてこのあと、国民栄誉賞の栄誉にも輝きました。
リオまでの3大会は、2004アテネ、2008北京、2012ロンドン、いずれも55kg級で金メダルを獲得しました。
卓球女子団体 銅メダルの福原愛さん(左)と石川佳純さん(中央)。
ちなみに右は橋本聖子参議院議員、1992年アルベールビル冬季オリンピック スピードスケート女子1500m銅メダリストで、夏季オリンピックにも1996年、国会議員をしながらアトランタの自転車競技に出場しました。
のちに2020東京オリンピック・パラリンピック協議大会組織委員会の会長となりました。
福原さんは2012ロンドンでも卓球女子団体で銀メダルを獲得しています。
石川さんは2012ロンドン銀、2016リオ銅、2020東京銀の卓球女子団体の3つのメダルを獲得しました。
東京オリンピックでは日本選手団の副主将でした。
今回のパリではフジテレビ系の中継スペシャルキャスターとして好評を博しました。
福原愛さん、ロズマリに向かって手を振ってくれました。
絶対に、絶対に、そうです。
バドミントン女子ペア金メダルの「タカマツペア」、松友美佐紀さん(左)と髙橋礼華さん(右)。
「次へ」という文字の上に立つ女性、パラリンピック陸上競技 400m(切断などT47)銅メダルの辻紗枝さんです。
辻さんは、東京パラリンピックでは400mで5位入賞、200mにも出場しました。
パリでは400m7位入賞です。おめでとうございます。
こちらを向いています一番右の男性、山下泰裕さん、この2016リオ当時はJOC(日本オリンピック委員会)常務理事、選手強化本部長でした。
のちにJOC会長となり、IOC(国際オリンピック委員会)委員ともなっています。
選手時代は1984ロサンゼルスオリンピック柔道男子無差別級で金メダルを獲得しています。
また、そののち国民栄誉賞も受賞しました。
一番右の、「Go!TOKYO」の文字の上の男性、水泳の萩野公介さんです。
萩野さんはリオでは男子400m個人メドレーで金、男子200m個人メドレーで銀、男子4×200m自由形リレーで銅と、金銀銅を揃えました。
2012ロンドンでは男子400m個人メドレーで銅です。
メダリストの方々、晴れやかな顔がとても眩しいです。
・・・率直なお話、ロズマリはメダリストパレードが見たかったです。
とても残念です。
4年後のロサンゼルスオリンピック・パラリンピック、メダリストパレードの復活を期待します。