【遠足シリーズ第62弾】郵便、日本橋、銀座!大阪の中央区関連スポットを訪ねて
こんにちは、Hanes(ハネス)です。
今年も残すところあと2ヶ月ほどとなりましたが、皆様はどこかに旅行に行きましたか?
このブログをご覧になっている方の中には、中央区に遊びにこられた方も少なくないかもしれませんね。
私は、大阪を訪れた際に中央区の関連スポットを巡る機会がありました。
今回はそんなスポットを簡単にご紹介します!
10月20日より申し込み受付が始まった中央区観光検定で過去に出題された内容もありますので、ぜひ検定対策も兼ねてご覧ください♪
郵便発祥の地
今や当たり前となった日本の近代的な郵便制度は、明治4年(1871年)に東京~大阪間で始まりました。
「郵便」という言葉が使われ始めたのは明治初年のこと。
これ以前の日本では伝馬や飛脚が活躍しており、この制度の導入により郵便切手が発行されるなど、馴染みのあるシステムが構築され始めました。
大阪の淀屋橋北西詰にある日本銀行大阪支店旧館のそばには、郵便創業100年を記念して1971年に設置されたポストと、「駅逓司大阪郵便役所跡」の碑があります。
もちろん、東京側にもこの歴史的出来事を記念するものがあります。
それは、中央区内の日本橋郵便局にある「郵便発祥の地」の碑。
この制度の確立に尽力した前島密の胸像も合わせて設置されていますので、お近くまでいらした際はぜひお立ち寄りください。
アクセス方法等の詳細は、こちらの中央区観光協会のページでご覧ください。
日本橋
五街道の起点・日本橋(にほんばし)は、中央区内に位置しています。
そして、読み方は「にっぽんばし」と異なりますが、大阪にも日本橋があります。
東京と大阪の日本橋の読み方については、先輩特派員CAMさんが記事「日本橋(大阪)」でご紹介しています。
ぜひ合わせてご覧ください!
銀座
銀座は、銀および銀貨の鋳造や取り締りを担当した幕府の機関で、慶長6年(1601年)に伏見に創設されました。
慶長11年には駿河に駿河銀座が、慶長13年には京都に伏見銀座が設けられ、前者は慶長17年に江戸の新両替町(現・銀座二丁目)に移転。
現在その場所には「銀座発祥の地」の碑が設置されています。
アクセス方法等については、こちらの中央区観光協会のページをご覧ください。
また、あまり知られてはいないかもしれませんが、実は大阪にも「銀座」が設けられたのです。
大阪銀座は慶長13年に設置され、実は中央区の銀座より古いのです。
市内のとあるビルの入口には、その歴史を刻んだ石碑が控えめに残されています。
案内によると、「生野石見などの産銀を受け取って京都の銀座へ送る出店」としての位置づけで、明治維新まで存続したようです。
伏見、駿河、そして中央区の銀座とはまた異なる立ち位置ではありますが、江戸時代における銀座のあり方についてより知ることができました。
おわりに
今日の中央区内には、様々な「発祥の地」があり、中央区観光協会のページ「中央区はじめて物語マップ」で詳しくご覧いただけます。
中には、中央区外の都市に関連する「はじめて」も存在しています。
暑すぎず寒すぎず、秋はまち歩きにちょうど良い季節。
ご自身で実際に歩き、現代の中央区に息づく歴史を体感してみてはいかがでしょうか?
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