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隅田川に架かる、清洲橋です。

ドラマ、TVコマーシャルによく出てきます。

清洲橋はドイツ・ケルンにあった吊り橋をモデルにしているとのことです。(中央区ものしり百科)

この橋は、吊り橋としては特殊で、

1.　吊り橋としては、短い(隅田川の川幅が狭い)。　                                                                                                              吊り橋は数百メートル以上の大スパンに適している。
2.　ケーブルアンカー・アンカーブロックといわれるメインケーブルを固定する部分がない。
3.　メインケーブルが、チェーンである。

など挙げられます。

冒頭のモデルにしたドイツ・ケルンの吊り橋は現存せず。

この構造の橋は世界でこの清洲橋だけだそうです。

また、この構造の橋を架けるのは費用的に不可能だそうです。

永代橋と共に震災復興事業で架橋されたものですがこれらは対照的で、

永代橋はアーチ橋、清洲橋は吊り橋です。

その理由として、大地震の揺れ方もいろいろあるそうで、

「異なる構造の橋を建造しておけば、最悪どちらかは落橋を防げるであろう」

という設計思想のためらしいです。

これは、清洲橋下の部分

アンカーブロック (メインケーブルを固定する部分) がない。

中央区側には耐震補強のためのショックアブソーバーがあります。

町の様子は大分変りました。