【最新版】富岡八幡宮例大祭(8/12-16)
54基の神輿連合渡御ハイライトは新川から‼️
最後の本祭りは「神輿深川」と言われた富岡八幡宮例大祭、通称・深川八幡祭りです。
神田祭・山王祭に並ぶ「江戸三大祭り」の一つで、最大の見どころは最終日に行われる54基の神輿が連なり深川・箱崎・新川を練り歩く神輿連合渡御。
沿道から掛けられる大量のお清めの水で「水掛け祭」としても有名です。
お祭りはすでに始まっていますので、連合渡御のスケジュールとハイライト・おすすめを以下簡単に。
ちなみにお祭りの全日程はこちらでした。
8月12日(水)例祭前々日祭、太鼓の宴など
13日(木)例祭前日祭、深川能舞台など
14日(金)例祭祭典・巫女神楽舞、町神輿宮入り
15日(土)神幸祭(鳳輦の渡御。総距離60キロ!)、町神輿宮入り
16日(日)神輿連合渡御
冒頭写真は14日の木場・深川エリア町神輿宮入りの様子。
冬木町の神輿を提灯で飾った『万燈神輿』で、夜空に輝いて浮かぶ神輿が実に美しい… いやぁ、夜の神輿もイイ!
そのほか期間中は沖縄のエイサーやバリ舞踏、ジャズ演奏、島根県浜田市の石見神楽など幅広い演目があり、こちらも色々楽しめていいですね。
さあ祭りだ祭りだー!わっしょい!
神輿渡御の最高潮は16日(日)午後から
12時・新川出発〜永代橋〜八幡宮へ
木遣・手古舞が参加、放水注意‼️
太線は午後の渡御順路。社報富ヶ岡No.121 (令和8年夏号)より部分転載。順路全体図はこちら
神輿連合渡御は全部で54基、順路は全長8キロ。
7:30に初番の宮元神輿が出発し、最後尾の55番深濱が出るのは9:00とスタートから長丁場です。
順路では出発していきなり水をかけられたり、龍の口から放水されたりと色々ありますが
おススメは昼食後の新川から。
・ここから渡御の先導として鳶頭衆の木遣、手古舞(男装姿の女性陣)、宮元の娘囃子が参加、祭りのハイライト感増し増し。
・再スタートしてすぐの永代橋手前(永代橋西詰)では左右から大きな放水が浴びせられ、その後の永代橋上での神輿差し上げと合わせ、写真の賞も狙えるくらい絶好の撮影スポット。
・上記順路図の青丸は主な水掛けポイント。注目は佐賀町会によるトラック水掛け(右の青二重丸)です。あまりの量に通称「ナイアガラアタック」と呼ばれているそう。ひええ。
熱中症と防水対策、くれぐれもお忘れなく!
壮観の神輿54基行列(100年物の神輿も!)
新川・箱崎からは8基が参加
神輿連合渡御54基のリスト。門前仲町のあちこちに貼り出されています
そもそも神輿渡御は、前日15日の神幸祭で神様の乗った鳳輦が町中を渡御した御礼として、氏子が町神輿で練り歩くといった形となっています。
全部で7つの部会、54町が参加する神輿は様々。
その違いを見比べていただくのも楽しいかと思います。
中央区からは、新川と箱崎の神輿(30−37番)が参加します。
(隅田川向かいのこのエリアが参加する由来は、あすなろさんの記事に詳しいのでぜひそちらをご覧ください)
さて、この8神輿の特徴を並べようと思ったのですがちょっと情報量が多すぎまして…端折りつつ。
注目は屋根。
金メッキ(30番新川1東)、欅総彫り(32番越1)、銅板の龍浮き彫り(37番越2)など
あと宝石・貴金属のあしらいも。うーん、豪華!
鳳凰の目にダイヤモンド(35番新川霊1)、龍の目に96個の18金(36番箱崎)などなど
他にも、44番牡丹23の神輿は大正15年作で100年もので、屋根が重なった八棟型という凝った作り。
最後尾55番深濱はあまりに大きすぎるため、順路一部狭い箇所をトラックで移動するんだーとかとか。
直接目にして堪能してもらえると嬉しいです。
浴衣や担ぎ方の違いもありますからね。興味深い。
共通なのは掛け声「わっしょい」です。
町神輿が普及したのは深川八幡祭りがきっかけ
明治42年の深川八幡祭り。社報富ヶ岡No.121(令和8年夏号)より転載
浮世絵や江戸東京博物館の展示を見ると、江戸時代のお祭りは神輿ではなく山車ばかりであることがわかり、とても不思議な気分になります。
明治も中頃までは山車がメジャーだったようで、明治22年2月11日の大日本帝国憲法発布の日には、お祝いに皇居前へ東京中の山車が100台集まった、という記録もあります。
ただその後、電線や路面電車の普及と山車の高い維持費がネックになり「曳太鼓」などに代わって行ったそうです。
明治42年の深川八幡祭りで大小合わせて54基の神輿が繰り出したことがかなり評判となり、一気に『町神輿』が東京の祭りでメジャーアイテムとなったと言われています。
町神輿だと、山車と違って細い路地にも入れるため町の人々にも喜ばれた、との話も。
関西など他の地域では、現在も山車が曳きまわされているところが多いのを見ると面白いですよね。
富岡八幡宮は来年御鎮座400年
本殿は絶賛改修工事中。
新築の客殿が来年6月まで仮本殿として使用される
寛永4年、当時まだ小島だった永代嶋に創建された富岡八幡宮は2027年に御鎮座400年となり、来年「御鎮座四百年大祭」を行うそうです。
式典に向け本殿は現在改修工事中で、本祭りにもかかわらず囲いやらネットで覆われている状況です。
神社に行っても驚かないでくださいね。
5月に完成した客殿が現在「仮本殿」として稼働中です。
「仮本殿」、綺麗でかっこいいんですよねー
深川八幡といえば神輿、だけでなく神輿を流行らせた大元だった深川八幡祭り。
神輿を楽しむなら、この本祭は外せませんね。
富岡八幡宮例大祭、楽しみましょう!
富岡八幡宮
東京都江東区富岡 1-20-3
TEL 03-3642-1315
最新情報はこちらをご参照ください
https://twitter.com/fukagawatomioka
下記写真は改修工事が始まる前の本殿の様子です
参考資料:
「社報富ヶ岡No.121(令和8年夏号)」 富岡八幡宮社務所(2026年)
「わっしょい深川(タウン誌深川別冊)」(株)クリオ・プロジェクト(2026年)
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