浜ちゃん

住吉神社例大祭: 2026年最新の<船渡御>の風景と、かつての<海中渡御>の風景

住吉神社例大祭<船渡御>が、89日(日)に執り行われました。最新の<船渡御>の風景と、かつて行われていた<海中渡御>の風景をご紹介させていただきます。

住吉神社例大祭<船渡御>

89日(日)朝6時ちょうどに、今年の年番である住吉講一部の若手が一斉に、朱色の一之鳥居をスタートし、宮神輿のある住吉神社に向かってダッシュします。住吉神社に到着すると、宮神輿を担ぎあげ、巡幸のスタートです。

 住吉神社例大祭: 2026年最新の<船渡御>の風景と、かつての<海中渡御>の風景

宮神輿は、住吉神社を出発し、一之鳥居の脇にある大幟の横を通って、隅田川に向かいます。

 住吉神社例大祭: 2026年最新の<船渡御>の風景と、かつての<海中渡御>の風景

隅田川のテラス沿いには浮島状の台船が浮かべられており、台船に乗ると、宮神輿が差し上げられます(タイトル写真)。その後、神事が執り行われ、いよいよ、台船が岸を離れ船渡御の開始です。

 住吉神社例大祭: 2026年最新の<船渡御>の風景と、かつての<海中渡御>の風景

宮神輿は、月島・晴美を一周し一時間の渡御の後、佃島に戻ってきて、船渡御の終了です。

 住吉神社例大祭: 2026年最新の<船渡御>の風景と、かつての<海中渡御>の風景

 

船渡御の後は、住吉講一部・二部・三部の町内の巡幸が行われます。当日の中央区は、最高気温34度の真夏日で、担ぎ手にホースで水をかけながらの巡幸でしたので、担ぎ手の皆さんは、熱気と汗と水でずぶ濡れでした。

住吉神社のお祭りでは、御神輿の担ぎ手が、故人の写真を掲げます。江戸時代からの歴史と文化を、先祖代々、脈々と繋いできた、佃島の人々の心意気が感じられます。

 住吉神社例大祭: 2026年最新の<船渡御>の風景と、かつての<海中渡御>の風景

住吉神社例大祭<海中渡御>

下の浮世絵は、江戸時代、歌川広重の「名所江戸百景 佃しま住吉の祭」です。中央に描かれた大幟の後ろに、<海中渡御>の風景が描かれています。詳細については、以下のブログでご紹介させて頂いております。

https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7150

 住吉神社例大祭: 2026年最新の<船渡御>の風景と、かつての<海中渡御>の風景

下の画像は、昭和378月に執り行われた最後の<海中渡御>の風景で、江戸時代からの習わしが昭和37年まで続きました。「浜ちゃん」の父親の世代には、隅田川で泳いでいたとのことですので、今よりも随分、水深が浅かったのでしょう。

<海中渡御>は、平成28月、28年ぶりに<船渡御>として復活し、現在に至ります。

 住吉神社例大祭: 2026年最新の<船渡御>の風景と、かつての<海中渡御>の風景

 

今年の<船渡御>の写真にある宮神輿は、平成23年製作のものです。一方で、広重の浮世絵と昭和37年の<海中渡御>の写真にある宮神輿は、江戸時代の天保9年に製作された御神輿で、中央区の文化財に指定されています。この宮神輿は、170年以上担がれてきましたが、現在は巡幸には使用されておらず、住吉神社の社殿右奥にある神輿蔵で拝見することができます。天皇の即位式に使用される高御座(たかみくら)をモチーフにして八角形にしたといわれており、「八角神輿」とも呼ばれます。

 

今年の住吉神社例大祭の様子を動画でご覧になりたい方は、913日(日)午後5時からTOKYO MXで放送されます。

https://s.mxtv.jp/variety/matsuri-tsukuda/

【2026年最新版】<中央区>「祭りの風景」

2026年最新版】<中央区>「祭りの風景」として、他のお祭りの風景もご紹介させて頂いておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

(その1)「鐵砲洲稲荷神社 例大祭」 「椙森神社 例大祭 本祭」 「小網神社 例大祭」 「つきじ獅子祭」: https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7105

(その2)「山王祭」: https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7107

(その3)「住吉神社例大祭」大幟の柱と抱木の掘り出しから組み立てまで:https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7145

(その4)今回記事