成瀬巳喜男監督作品『秋立ちぬ』
11月9日から12月20日まで、神保町シアターで、「没後50年 成瀬巳喜男の世界」という企画が開かれていますが、12月7日(土)から12月13日(金)まで、『秋立ちぬ』が上映されます。
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/index.html
この作品については、小生が既に本ブログで紹介しています。
https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/archive/2015/06/post-2484.html
このブログの中では、You Tube で見られます、と書きました。DVDが発売されていないので、私自身もYou Tube で見たのですが、現在では削除されており、もう一度見たいと思っていたところでしたから、今度は劇場で見られることを楽しみにしています。
旧松坂屋デパート(現;銀座シックス)、旧京橋小学校(現;京橋プラザ)、新富町近辺、晴海から有明への湾岸地帯など、もう60年前の姿を見ることができます。
成瀬巳喜男監督は旧工手学校の出身であったことから、築地川近辺には特に愛着が強かったようです。旧工手学校跡地については、『ものしり百科』でも「工学院大学学園発祥の地」として紹介されています。
同監督作品では『女が階段を上がるとき』でも、60年前の三吉橋、佃などが描かれていますが、今回の上映リストには入っていないようです(これはDVDが発売されており、小生も保有しています)。
https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/archive/2015/06/post-2502.html