Hanes

八十八夜まであと2週間!中央区のチャノキの今


こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です!
そろそろ「♪)夏も近づく八十八夜」で知られる新茶の時期になりますね。
昨年からお茶園の方とお話しする機会が増え、チャノキを見かけるとつい足を止めて観察するようになりました。

関東地方の銘茶の産地というと、狭山地方を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
では、中央区内でチャノキが植えられている所といったら?
答えは、日本橋人形町にある茶ノ木神社です!

 八十八夜まであと2週間!中央区のチャノキの今


茶ノ木神社は、下の写真の案内板にある通り、倉稲魂大神を祀る神社です。
その歴史は江戸時代に遡り、当時下総佐倉藩の城主大老堀田家の中屋敷(上屋敷とも)だった場所に、守護神としてこの神社が祀られたのでした。
その当時から社の周りにチャノキが植え込まれており、町内の人々から「お茶ノ木様」と呼ばれて親しまれてきたそうです。

 八十八夜まであと2週間!中央区のチャノキの今


また、この屋敷ならびにその周辺の町方で永年火災が起こらなかったことから、火伏の神とあがめられ、今でも防災・生産の神様として信仰を集めています。

 八十八夜まであと2週間!中央区のチャノキの今


さらに、昭和61年に布袋尊を遷座・合祀してからは日本橋七福神めぐりの神社に加わり、一年を通して多くの方が参拝に訪れています。

 八十八夜まであと2週間!中央区のチャノキの今


そのような茶ノ木神社では、先輩特派員のあすなろさんが毎年レポートしていらっしゃるように、八十八夜当日に献茶式が行われます(2024年は5月1日(水)の11時からを予定)。
新茶の呈茶もあるとのことで、ゴールデンウィークでお休みの方は茶ノ木神社に足を運び、まさにこの日ここでしか経験できない季節のものを楽しんでみませんか?

 八十八夜まであと2週間!中央区のチャノキの今


写真撮影時の4月2週目にはまだ新芽を摘むには早いように見受けられましたが、献茶式の頃までには昨年のあすなろさんの記事にあるように新芽が大きくなっていることでしょう。

ご紹介スポット情報

茶ノ木神社
住所:東京都中央区日本橋人形町1-12-10
公式ウェブサイト:https://chanoki-jinja.net/