富士山が見えた江戸名所「駿河町」 今は何が見える?
上の浮世絵は歌川広重の「東都名所 駿河町之図」です。江戸時代、日本橋の駿河町は、通りの両側に三井越後屋が店を構え、通りの先に富士山が見えた江戸の名所の1つでした。
広重は名所江戸百景でも駿河町を描き、葛飾北斎も富嶽三十六景で駿河町から富士山を描いています。
日本橋の駿河町は、ご存知の通り、現在の日本橋室町の江戸桜通りです。
下の写真は2026年5月に三越前(室町2丁目交差点)から撮影した江戸桜通りです。通りの左に「日本橋三越」、右に「三井本館」が建ち、通りの先の方には、富士山は見えませんが、建設中の大きなのビルが見えます。
この建設中のビルは、日本一の高さ約390mとなるTOKYO TORCH(東京トーチ)のメインタワー「Torch Tower(トーチタワー)」です。
2023年に建設が始まりましたが、3年が経過し、ようやく江戸桜通りから見える高さになってきました。
最近はやりのAIを使って、江戸桜通りの先にトーチタワーを建ててみました。ビルが竣工する2028年5月頃にはこのような風景になっているのではないでしょうか。
日本一の富士山が見えた江戸の名所は、将来、日本一のビルが見える名所となるかもしれません。
これから建設が進み、ビルがどんどん高くなっていきますので、完成まで定期的に定点観測をしていきたいと思います。
撮影場所:江戸桜通り(室町2丁目交差点より)
出典:三菱地所プレスリリース
1. 東京駅前常盤橋プロジェクトの街区名称を「TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)」に決定(2020 年 9 月 17 日)
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