浜ちゃん

2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り)の「神幸祭(鳳輦渡御)」と「神輿連合渡御」が815()16()に執り行われました。その風景と、深川八幡祭りと中央区とのご縁についてご紹介させていただきます。

富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り):「神幸祭(鳳輦渡御)」と「神輿連合渡御」の風景

富岡八幡宮(江東区)の例祭は、神田祭・山王祭と並ぶ江戸三大祭りの一つです。「深川八幡祭り」ともいわれ、また、神輿に水を掛けることから、「水かけ祭」とも呼ばれています。

今年は3年に一度の本祭の年で、815()には、富岡八幡宮の鳳輦が渡御しました。鳳輦とは屋形の上に金銅の鳳凰をつけた輿のことで、富岡八幡宮の御神体を渡御する時に用いられます。本祭の年に執り行われる「神幸祭(鳳輦渡御)」は、神様が御神徳を身近にお授け下さる、大変重要な祭儀なのです。

 2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

「神幸祭(鳳輦渡御)」において、中央区内では、箱崎公園付近と新川の明正小学校付近の2か所で舞姫による神楽舞「永代の舞」が披露されました。

 2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

 

そして、翌日の16()には、54基のお神輿が、清洲橋を渡って箱崎や新川へ渡御しました。氏子各町の神輿の連合渡御が、長蛇の列をなして練り回り、その距離は8㎞にも及び、他に見ることのできない壮観を呈しています。

 2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

お神輿が休憩場所でもある新川の越前堀児童公園に向かう途中、箱崎から新川に入る湊橋では、旧町名越前堀一丁目にある、新川二丁目越一町会の越一太鼓がお神輿たちをお出迎え。

 2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

その後、越前堀児童公園をぐるっと囲むようにお神輿がずらりと並び、担ぎ手達がクライマックスに向けたエネルギー補給の為休憩をします。

休憩が終わり1200頃出発!ここからが中央区最大の見どころ!

木遣りと手古舞がお神輿を先導し、永代橋を渡ります。永代橋のたもとでは消防団による2か所からの放水が、担ぎ手達に容赦なく降り注がれる光景は圧巻です。

 2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に? 2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

渡御ルートをみると、鳳輦とお神輿は、富岡八幡宮のある江東区から清洲橋を渡り中央区に入ります。その後、箱崎と新川の町内を渡御し、永代橋を渡り、江東区に戻っていきます。

つまり、中央区内で、箱崎と新川は、隅田川を隔てた江東区にある富岡八幡宮の氏子なのです。

 2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

近隣エリアの、蛎殻町、人形町、浜町などは、千代田区神田の神田明神の氏子です。同じ日本橋地域に位置するのに、なぜ箱崎町だけ深川の富岡八幡宮の氏子なのでしょうか?

 2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

この謎を解くカギは、江戸時代の地図にあります。

 2026年最新版 ~富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り、水かけ祭り)の風景~ 
& 富岡八幡宮(江東区)のお祭りがなぜ中央区に?

(出典:中央区沿革図集(日本橋篇)「武州豊嶋郡江戸庄図」)

箱崎と新川は江戸時代初期に埋め立てて造られた島で、江戸時代は、現在のように中央区の他のエリアと地続きではありませんでした。

富岡八幡宮を中心とした深川地区は、江戸寛永年間に、当時の江戸湾に浮かぶ永代島と呼ばれた小島と、その周辺に点在した砂州を埋め立てて造られたと伝えられています。

江戸時代においては、<日本橋・京橋地区>の一角をなす<箱崎町・新川>と、<深川地区>が、永代島を中心とした砂州埋め立て地域として共通の地域性を持っており、このことから、箱崎町と新川が深川の八幡様の氏子となったと言われています。

現在でも、箱崎から新川に入る渡御ルートにある湊橋を起点として、神田明神までは約4㎞、徒歩約40分、富岡八幡宮までは約2㎞、徒歩約20分と、箱崎町と新川は距離的にも富岡八幡宮の方がはるかに近いのです。

富岡八幡宮例大祭で使用される、箱崎町箱四町会の神輿は、中央区まちかど展示館「箱崎町箱四町会神輿庫」(↓)に展示されています。

https://www.chuoku-machikadotenjikan.jp/tenjikan/hakozakicho_mikoshi/

【2026年最新版】<中央区>「祭りの風景」

2026年最新版】<中央区>「祭りの風景」として、他のお祭りの風景もご紹介させて頂いておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

来年は、「浜ちゃん」のホームグラウンドである、神田明神の「神田祭」が開催されます。今回、他のエリアの祭りの記事を紹介させていただきましたが、早くお神輿を担ぎたくなりました!

(その1)「鐵砲洲稲荷神社 例大祭」 「椙森神社 例大祭 本祭」 「小網神社 例大祭」 「つきじ獅子祭」: https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7105

(その2)「山王祭」: https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7107

(その3)「住吉神社例大祭」大幟の柱と抱木の掘り出しから組み立てまで:https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7145

(その4)「住吉神社例大祭」<船渡御>と<海中渡御>: https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=7235

(その5)今回記事

<参考・出典>

Special thanks to 中央区観光情報センター

今回ご紹介させていただきました「みどころポイント」は、中央区観光情報センターの以下の記事を参考にさせていただきました。

https://centraltokyo-tourism.com/ja-jp/news/blog_20260801

箱崎と新川が富岡八幡宮の氏子地域である根拠については、氏子である「箱崎町箱四町会」の説明をご紹介させていただきました。

「箱崎町箱四町会」ホームページ:http://www.hakozaki4.cher-ish.net/matsuri/hakozaki_matsuri.htm

参考・出典:富岡八幡宮、Central Tokyo for Tourism、箱崎町箱四町会