「銀座の柳」成長日記~2023年夏~
こんにちは。アクティブ特派員のHanesです。
先月、久しぶりに実家に植えてある「銀座の柳」を見に行ってきました。
この柳は、2019年に開催された「銀座柳まつり」でいただいた柳の苗から育ったもので、本ブログでも時々その成長ぶりをご紹介させていただいています。
その成長は著しく、身長を抜かされたと思ったらあっという間に4m以上になりました!
2022年11月にご紹介したように、親指と人差し指で1周できないほど太くなった幹。
今では木陰を提供してくれるほど葉が茂っています。
そんな柳は中央区の木であり、街路樹としても親しまれています。
しかし、銀座の通り沿いには最初から柳の木が植えられていたわけではありません。
銀座煉瓦街完成当時は松・楓・桜などが植えられていましたが、すぐに枯れてしまい、それらの代わりに柳を植えたところ根づいたという経緯があります。
その後、道路の拡張や大火により柳は何度か銀座から姿を消しますが、地元の方々の熱意と尽力により銀座に柳が戻ってきました。
銀座1丁目・2丁目の銀座柳通り沿いにはその名の通り柳が植えられており、「銀座の柳 由来」の碑や「銀座の象徴 柳並木」の碑が設置されています。
銀座8丁目には、銀座の柳四世と『銀座の柳』の歌詞と譜面が刻まれた「銀座柳の碑」があります。
また、「銀座の柳」は中央区外に植えられていることもしばしば。
近くでは、千代田区(桜田門の近く)、江戸川区(行船公園)、都外では、山形県東根市、岩手県盛岡市、長野県安曇野市、長野県中野市、静岡県静岡市、京都府京都市などなど。
夏休みのお出かけ先で、偶然「銀座の柳」に出会うこともあるかもしれませんね。
柳を見かけたら、「もしかしたら銀座の柳かも?」と思って案内板がないか探してみてはいかがでしょうか?
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