【人形町】 江戸っ子も夢中にさせる讃岐の国の伝統うどん「谷や」

季節は夏本番を迎えていますが、みなさんお変わりありませんか。
今日は暑さも吹き飛ぶ元気あふれる人気店を訪れたときのレポートをお届けします。
人形町でいま話題のうどん店
今回ご紹介するのはお昼どきには行列ができる讃岐うどんのお店、谷やです。
所在地は日本橋人形町ですが、新大橋通り沿いにある谷やは水天宮前駅からも歩いてすぐです。

人気の秘密は、高松市出身の店主、谷さんが毎日店先に立ち、本場讃岐で培った伝統手法でつくり出すコシのあるうどん。
打ちたて、切りたて、湯がきたてという“三たて”が揃った谷やのうどんにはしっかりとした強さがあります。
爽やかな笑顔で力強く、そしてリズミカルにうどんを打つ若き店主の姿からは食欲と元気を分けてもらえること間違いなし。その様子は動画サイトでも話題を集め、全国のうどんファンから熱い視線が送られています。
それではお待ちかねの谷やのうどんメニューのご紹介です。
谷や名物「かしわ天うどん」

かしわ天うどん(鶏天3ヶ、おまかせ野菜3種、大根おろし)※つけ冷、しょうが有り。
谷やの人気ナンバーワンメニューです。かしわ天うどんは、つけ冷、つけ温、かけが選べます。卓上には塩、七味唐辛子、白ごま、出汁醤油が常備されているので、しょうゆ味でも賞味することができました。サクサクの天ぷらも味変をしながら楽しめます。この日のおまかせ野菜3種は、さつまいも、ねぎ、ごぼうでした。
いまこそ食べたい「梅おろしぶっかけ」

梅おろしぶっかけ
この季節におすすめのさっぱりとしたひと品です。別の器で供される出汁を自分でかけるスタイルは、つけ冷と同じく生(き)も味わえて二度おいしい。無添加・無化調にこだわった出汁は優しい味で、いくらでも食べられるのではないかと思ってしまうほど、自然に体に浸透していきました。

単品でもオーダーできる天ぷらは15種類以上あった中から、なす、ごぼう、いかをチョイス。
いずれのメニューもうどんの量は、並(1玉)、中(1.5玉)、大(2玉)から選べます。別の言い方をするならば、安心の「大盛り無料」です。特大にする場合のみプラス150円となります。注文時にお願いすれば、ねぎ抜きやしょうがの希望に対応してもらえます。
いつでも誰とでも
間口の印象よりも広々とした店内はカウンター席が15席、テーブル席が18席。ひとりでも連れがいても入りやすいお店です。

スペースに余裕のあるカウンター席。
“三たて”のうどんは無くなり次第終了となりますが、「ほろ酔いセット」と銘打ったお酒と小鉢のセットメニューがあり、夜は仕事帰りに軽く飲むお店としても人気です。この日もさっそくビールで乾杯しているビジネスマンたちがいました。

インテリアに使われているのは砥部焼の器。テーブル席も充実しています。
通し営業という点も利用者にとっては便利ですね。江戸情緒が残る人形町散策や水天宮へのお参りの際のお食事スポットとしてもおすすめです。
日本人は昔から麺が好き
夏は冷たく、冬は温かく――。季節を問わず、いつでもおいしくいただくことができる麺類。一人飯にも適しているので、私も年間を通して麺類のお店にはよくお世話になっています。
江戸時代の食文化を象徴する麺類には蕎麦があります。蕎麦については、中央区ふたり暮らし氏が「中央区そば紀行」と題したシリーズを連載中ですので、ぜひそちらもご参照ください。
店舗情報

谷や(たにや)
https://udontaniya.wixsite.com/website
中央区日本橋人形町2-15-17
03-5695-3060
年中無休
X(旧Twitter)https://twitter.com/udon_taniya
Instagram https://www.instagram.com/udon_taniya/
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※営業時間や商品価格など、記事の内容は取材当時のものです。あしからずご了承ください。