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べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 異聞 25
  ~ てい ~

リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary  sea  です。

 

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」第24話、日本橋への風は吹くのでしょうか?というところでしたね。

通油町(とおりあぶらちょう:現在の日本橋大伝馬町)を舞台に、【攻める】吉原者・蔦重 VS 【守る】鶴屋を中心とした地本問屋・てい、といった様相です。

賢い「てい」が最大のライバル。蔦重の意表を突くプロポーズ作戦も、ていに一蹴されてしまいます。

ただ、唯一の救いは、ていの本を愛する気持ちの高さ。心は揺れています。

 

このシリーズでのご紹介関係では、以下の人物が登場しました。

シリーズ22土山宗次郎、シリーズ⑮平秩東作、シリーズ⑱田沼意次、田沼意知(次回ご紹介予定)、松前廣年(前回24)、シリーズ⑩平賀源内(回想)、シリーズ⑧鶴屋喜右衛門、シリーズ23喜多川歌麿、そしてシリーズ③北尾重政。

 

そこで今回は、日本橋の本屋・地本問屋 丸屋の一人娘として描かれています「てい」を採り上げます。

日本橋生まれ、日本橋育ち、ということですね。

のちの「べらぼう・・・」の回では、蔦重の妻、となるはずです。

 

なお、冒頭画像は浜町2-3-5、元徳(げんとく)稲荷神社・綱教(つなしき)天満神社です。

既にご紹介済です。

⇒ 2020年5月10日「人形町駅から行ける、静かな佇まいの神社⑤ ~元徳稲荷神社・綱教天満神社~」                                                                                                        

それでは・・・

 

蔦重の妻は・・・

蔦重の妻は・・・ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 異聞 25
  ~ てい ~

画像は浜町2-11-6、笠間稲荷神社 東京別社です。

ご紹介済です。

⇒ 2020年6月3日「人形町駅から行ける、静かな佇まいの神社⑨ ~笠間稲荷神社 東京別社~」

 

蔦重には妻がいた、とされていますが、名前や人柄などは伝わっておりません。

「べらぼう・・・」での蔦重の妻「てい」の名や風貌は、脚本・森下佳子さんのイメージにより描かれたものかもしれませんね。

 

「べらぼう・・・」での「てい」は・・・

「べらぼう・・・」での「てい」は・・・ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 異聞 25
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画像は浜町2-31-1、笠間稲荷神社 明治座分社です。

ご紹介済です。

⇒ 2020年6月7日「人形町駅から行ける、静かな佇まいの神社⑩ ~笠間稲荷神社 明治座分社~」

 

橋本愛さんが演じています。

ドラマ「家庭教師のトラコ」、主演でしたが、中村蒼(あおい)さんとの絡みは最高でした。

今回も蔦重の義理の兄・次郎兵衛役で中村さん、出ていますから、ロズマリはこの二人の絡みを期待します。

また「新宿野戦病院」も、好みの演技をされていました。

 

てい

~のちの蔦重の妻~

とある市中の本屋の娘。

謹厳実直で控えめな女性だが、それが故に損ばかりをしてきた過去をもつ。

ある種世慣れた女郎たちが集まる吉原で育った蔦重(横浜流星さん)にとっては非常に慣れないタイプの女性であり、ていにとっても蔦重はその出自も含めて受け入れがたい存在であった。

しかし「本を愛する」という一点については共通しており、それが二人の絆となり、いつしかかけがえのない存在となっていく。

ーNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」ホームページ よりー

                                                                                                               

余談ですが・・・
「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」

24話の終わりの解説で、前回ご紹介の松前藩家老としての松前廣年、画家としての蠣崎波響(かきざきはきょう)が出てきましたね。

前回ご紹介の際に彼の作品「夷酋列像【イトコイ】」も説明させていただきましたが、それも出てきました。

またまたロズマリの予知能力発揮、です。

 

・・・べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~、目を凝らしているうちに、様々なものがわかってくる、と思っています。