あすなろ

水掛け祭り

3年に1度訪れる「本祭り」の年。今年の神輿連合渡御では、計54基もの神輿が深川の街を埋め尽くしました。

 水掛け祭り

「わっしょい、わっしょい!」という地響きのような掛け声とともに進む姿は、まさに圧巻の一言。清洲橋を渡って中央区(箱崎・新川)に入ってきた神輿群は、新川で一斉に昼休憩をとった後、再び隅田川を越えて江東区側へと戻っていきます。

 水掛け祭り

お祭りの代名詞といえば、沿道から容赦なく浴びせられる激しい「水掛け」です。バケツやホースから放たれる大量の水は、単なるパフォーマンスではありません。真夏の猛暑を和らげ、神輿と担ぎ手、そして街そのものを綺麗に祓(はら)い清めるための大切な「お清めの水」。これぞ江戸っ子の知恵と優しさから生まれた粋な伝統です。

 

 水掛け祭り

びしょ濡れになりながらも、担ぎ手と沿道の人々の笑顔が弾け、街全体が一つになる温かい人情。これこそが、このお祭りの一番の魅力だと肌で感じました。行政区画を越えて今も息づく歴史の繋がりを、全身で体感した最高の1日となりました。

<2026年8月16日撮影 永代橋西詰>

 水掛け祭り

◆富岡八幡宮
 東京都江東区富岡1-20-3

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