浜ちゃん

「中央区とのご縁:べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜㊳」
~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

古川雄大さんが演じる「山東京伝/北尾政演」は、ドラマの中で、ずっと蔦重を支えてきており、蔦重とのコンビで、黄表紙・洒落本の一時代を築いた人物です。京伝は、京橋で煙管や煙草入れを商う「京屋伝蔵店」を営んでいました。

“べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜”
第29話「江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)」
第38話「地本問屋仲間事之始」
第40話「尽きせぬは欲の泉」

山東京伝(さんとうきょうでん)(=北尾政演(きたおまさのぶ))(演:古川雄大)は、ドラマの中で数え切れないほど多くのシーンに登場しています。特に、ドラマファンの印象にも残っており、ネット上でも多数取り上げられているのは、第29話と第40話の2つのシーンでしょう。

83日(日)放映の第29話では、蔦重発行の黄表紙「江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)」の主人公、団子鼻の「仇気屋艶二郎(あだきやえんじろう)」を、古川雄大さんが演じる、約10分間の劇中劇がありました。江戸生艶気樺焼は、山東京伝・著、北尾政演・画による(=同一人物による著・画)、京伝の黄表紙の代表作の一つです。下の画像は、その挿絵(出典:東京都立図書館)で、右端が、金の力で「モテる男を体験してみたい」艶二郎です。

 「中央区とのご縁:べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜㊳」
~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~
 「中央区とのご縁:べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜㊳」
~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

上の画像は、艶二郎が、吉原の花魁・浮名(演:福原遥が演じる花魁・誰袖(たがそで))と心中のふりをして失敗し、ふんどしと腰巻きだけの惨めな姿で歩く様子です。この絵は、ドラマの中でも登場しています。一瞬なので、見落とした方もいらっしゃるかもしれませんが、田沼意次(たぬまおきつぐ)(演:渡辺謙)が、江戸生艶気樺焼を眺めながら、殺された息子・田沼意知(たぬまおきとも)(演:宮沢氷魚)の仇をうってくれた蔦重に感謝しているシーンで、意次が開いていたページが、この絵でした。絵をよく見ると、偽造心中につきあっていただけの花魁・浮名でしたが、艶二郎と浮名が、ふたりで一緒に相合傘の柄を持っています。

105日(日)放映の第38話で、京伝は、吉原の扇屋の花魁・菊園(演:望海風斗)と所帯を持つことになりました。江戸生艶気樺焼の相合傘の絵は、後に、京伝が吉原の花魁と夫婦になることを暗示していたと言われています。ドラマでは、83日(日)放映の第29話の田沼意次のシーンが、105日(日)放映の第38話のストーリーを暗示していたのですね。これまで何度もお伝えしていますが、「さすが、森下佳子さん」です!

NHKのホームページに「江戸生艶気樺焼」の全ページが紹介されています()。

https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/blog/bl/pyRxwlZnDK/bp/pYmbWBkxgq

1019日(日)放映の第40話では、北尾政演(=山東京伝)が、「真人間になる」と引退を決意しました。煙草入れの店を開業しようとしており、資金集めのために、書画会の宴を開きました。政演(京伝)は、妻のお菊(元・吉原の花魁・菊園)、の三味線に合わせ、自作の長唄「すがほ(素貌)」を歌い、宴は大いに盛り上がり、京田は引退を撤回しました。

山東京伝(さんとうきょうでん)/北尾政演(きたおまさのぶ)(演:古川雄大)

山東京伝(さんとうきょうでん)/北尾政演(きたおまさのぶ)(演:古川雄大) 「中央区とのご縁:べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜㊳」
~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

上の画像は、「江戸の花京橋名取京伝像」(東京国立博物館)です。色白で長顔、鼻が高く、温和な京伝の人柄が伝わってくるようです。

山東京伝と北尾政演は同一人物で、ドラマの中では、「ミュージカル界のプリンス」と称される、古川雄大さんが演じています。戯作者としては「山東京伝」、浮世絵師としては「北尾政演」と号しています。山東京伝は、蔦重とのコンビで、黄表紙・洒落本の一時代を築き、一世を風靡した戯作者で、曲亭馬琴(きょくていばきん)の師としても知られています。ドラマの中では、津田健次郎さんが演じる滝沢瑣吉(たきざわさきち)が、のちの曲亭馬琴です。

京伝は、宝暦11年(1761年)、深川木場(現:江東区木場)に生まれ、13歳まで過ごしました。安永2年(1773年)、京伝13歳のときに、父の都合で、京橋銀座一丁目に転居しています。そして、15歳で北尾重政(きたおしげまさ)(演:橋本淳)に入門し、才能を開花させ、北尾政美(きたおまさよし)(演:高島豪志)や窪俊満(くぼしゅんまん)と並んで、北尾重政門下の三英才と称されました。

安永7年(1778年)、京伝18歳のとき、黄表紙「お花半七開帳利益札遊合(おはなはんしちかいちょうりやくのめくりあい)」(北尾政演・画)でデビューを飾りました。以後、黄表紙などの挿絵を多数手がけ、安永9年(1780年)、京伝20歳のとき、自ら作者として黄表紙「娘敵討古郷錦(むすめかたきうちこきょうのにしき)」を書きました。筆名の「山東京伝」の、「京伝」は、当時住んでいた「京橋」と本名「伝蔵」とを合わせたもので、名字の「山東」は、京橋が江戸城紅葉山の東にあったことが由来とされています。また、京伝は、家が裕福だったのか、青年時代は、吉原に入り浸り、家にはほとんど帰らなかったと言われています。

61日(日)放映の第21話で取り上げられていましたが、天明2年(1782年)に、「鶴屋喜右衛門(つるやきえもん)」(演:風間俊介)が版元となり、京伝が文章と挿絵の両方を手がけた黄表紙「手前勝手御存商売物(てまえがってごぞんじのしょうばいもの)」が大ヒットし、狂歌師の巨匠「大田南畝」(おおたなんぽ)(演:桐谷健太)が最高位の「大上上吉」をつけて絶賛。京伝は人気作家の仲間入りを果たし、画工から作者へと人生の進路を変えていくことになったのです。ドラマの中で、吉原の女郎屋・大黒屋の女将「りつ」(演:安達祐実)が、「なんで、お抱えの政演の大当たりが、鶴屋から出たんだ?」と蔦重に対して詰め寄っていましたね。

68()放映の第22話で、蔦重は年の暮れに、お世話になった戯作者や絵師、職人達をねぎらう宴、今でいえば出版社の忘年会、を開催しました。そこには、北尾重政と、その弟子の北尾政美、北尾政演(=山東京伝)も招待されていました。天明2年(1782年)の年末1217日に開催された会で、このときの招待客は、大田南畝、北尾重政、恋川春町(こいかわはるまち)(演:岡山天音)をはじめ、当代を代表する作家・狂歌師・絵師ばかりであり、当時22歳の京伝が蔦重たちからいかに期待されていたかがうかがえます。

その後、京田は、数々の洒落本を手掛け、第一人者として、不動の地位を築きました。

しかし、寛政の改革による締め付けが厳しくなると、京伝も、寛政3年(1791年)の洒落本「仕懸文庫(しかけぶんこ)」など3冊が禁令違反とされ、手鎖50日の刑を受けました。1012()放映の第39話「白河の清きに住みかね身上半減」で描かれていた通り、この時、蔦重も財産の半分を没収される罰を受けました。

蔦重が生涯に手掛けた出版物のうち、北尾政演の名義で挿絵などを描いたものがおよそ25点、序文なども含めた山東京伝名義の本がおよそ70点となっており、蔦重の活動期間が23年程度であったことを考えると、これは、相当数といえます。

私生活では、寛政2年(1790年)、京伝30歳のときに、吉原の扇屋の花魁(番頭新造)・菊園(お菊)(演:望海風斗)を妻に迎えました。お菊は、素直な性格で、結婚後は家事に精を出し、舅姑によく仕えました。

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~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

上の画像は、京伝作の「堪忍袋緒〆善玉」(東京都立図書館)です。「菊軒」の額がある書斎で蔦重(画像右)を迎え、妻のお菊(中央)がお茶を出す様子が描かれています。これ以外にも、京伝の作品の中には、お菊を連想させる絵や文字がちりばめられており、京伝のお菊に対する「のろけ」の現れとも言われています。しかしながら、結婚生活は長くは続かず、寛政5年(1793年)の冬、お菊は亡くなりました。

40話で描かれていた通り、京伝は、寛政4年(1792年)、両国柳橋万八楼で書画会を興行し、収納金30両を得ました。柳橋については、以下のブログ(↓)をご覧いただけますと幸いです。

https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5951

そして、お菊が亡くなる前、寛政5年(1793年)の秋、この収納金を元手に、京伝は京橋銀座一丁目の橋の方の木戸際に間口9尺(3メートル弱)の店を借り、煙管や煙草入れを商う、京屋伝蔵店、いわゆる京伝店を開きました。

下の画像は、中央区の水谷橋公園(https://www.city.chuo.lg.jp/a0037/shisetsu/genre/sports/sports00024.html)で、83日(日)の第29話放映後のナレーションで、京伝が住んでいたエリアとして紹介されていた場所です。

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~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

京伝は、自ら商品の煙管や煙草入れをデザインし、これが「京伝好み」と呼ばれて、店は大繁盛しました。店を開業したのは、戯作者の副業などではなく、町人らしく生きようという意識の現れでした。下の画像は、京伝の店先の様子を描いた、「山東京伝の見世」(東京国立博物館)です。店の右奥にいる京伝が、吉原の名高い遊女・花扇(はなおうぎ)と話しています。

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~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

京伝は、56歳で没しました。「伊波伝毛之記」によれば、死の6時間前まで創作活動を続けており、文化人としてふさわしい最期でした。

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~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

京伝に由来する言葉が、今でも残っています。

善玉菌、悪玉菌などに使われる、「善玉・悪玉」という言葉は、京伝の「心学早染艸(しんがくはやそめぐさ)」(上の画像:出典「東京都立図書館」)に由来します。「心学早染艸」は、善魂(ぜんだましい)と悪魂(あくだましい)が一人の男の体を巡って戦う話で、最後には善魂が勝って、男は善人として生きていく、という話です。定信が押し進める、「倹約・正直・勤勉」といった教えを、庶民向けにエンタメ化したものでした。

上の画像の絵は、悪魂に乗っ取られた男が、吉原で遊びほうけているところに、善魂が助けに来て連れ戻そうすると、悪魂が帰してなるものかと引き止め、男が身も心も揺れている様子が描かれています。京伝の作品は、現在の私たちが読んでも楽しめる内容で、ご興味のある方には、「山東京傳全集 第1巻~第20巻」(ぺりかん社)をおススメします。

「心学早染艸」が出版された寛政2年(1790年)は、京伝が馴染みの花魁・菊園(お菊)と夫婦になった年です。その約30年前に、神田橋の「伊勢屋ゑい七」が売り出した、着物などを手早く染め上げることができるインスタント染め粉を「早染艸」といいました。京伝は、そのインスタント染め粉を、そのまま書名にし、「心学早染艸」を読めば、「心学」の教えがすぐに身に染みつくはずだ、との意味にしたわけです。

928()放映の第37話「地獄に京伝」では、北尾政演(=山東京伝)が、菊園から持ちかけられ、心学の本を、大和田という本屋で書いたことを知り、蔦重が激怒している様子が描かれていました。

また、「割り勘」という言葉がありますが、これも、京伝に由来します。「古いしきたりにとらわれない」というのが京伝の特徴で、江戸時代は、仲間内で飲みに行った場合、一番上の人が総額を支払って「おごる」のが当たり前でしたが、京伝は、頭数で割って皆が平等に支払うようにし、これが「京伝勘定」と呼ばれるようになりました。今でいう「割り勘」ですね。京伝は、ケチだからそうしたのではなく、年上・年下にこだわらず、仲間内で貸し借りを作らず、皆が付き合いやすい形でやっていきたいという思いがあったのです。

京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし)

●京橋の親柱

「京橋」は、日本橋が架橋された慶長8年(1603年)とほぼ同時期に架けられた橋で、日本橋と並び、擬宝珠(欄干柱頭部の宝珠形装飾)が付いた格式高い橋でした。東海道筋にあたる「京橋」の周辺は、江戸時代を通して数多くの商人・職人が集住する町人地であり、京橋川の水運による物資集散の地でもありました。特に、京橋川沿いは、橋の東側に竹河岸、西側に大根河岸と呼ばれた河岸地が発達し、大正期まで存在していました。昭和38年(1963年)~40年にかけて、京橋川が埋め立てられ、それに伴い、京橋も撤去されました。タイトル画像は明治期、下の画像は大正期に設置された親柱で、橋の撤去後も、記念碑として現地に保存されています。

現在、京橋三丁目東地区における再開発に伴い、ポリスミュージアム(警察博物館)は一時閉館中で、博物館の前に設置されていた親柱も撤去されています。ポリスミュージアムの一時閉館については、以下のブログ(↓)をご覧ください。

https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6251

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~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

●江戸歌舞伎発祥の地

中村座の始祖、猿若勘三郎は、寛永元年(1624年)に中橋南地(現在の京橋一丁目付近)で、猿若座(のちの中村座)の櫓をあげました。これが江戸歌舞伎の発祥となります。その後、現在の人形町界隈にあった、堺町・葺屋町芝居町に移転しました。「堺町・葺屋町芝居町」については、以下のブログ(↓)をご覧いただけますと幸いです。

https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5952

アクセス: https://www.chuo-kanko.or.jp/pages/other_details/119492

 「中央区とのご縁:べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜㊳」
~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

●京橋大根河岸青物市場

京橋川河岸は、江戸時代から大根を中心とした野菜の荷揚げ市場で、江戸八百八町の住民たちに新鮮な野菜を提供しており、別名「大根河岸」とも呼ばれていました。江戸歌舞伎発祥の地碑のとなりに、京橋大根河岸青物市場跡の記念碑が建てられています。

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~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

●京橋竹がし

京橋川沿いの橋の東側にあった竹河岸は、歌川広重の、「名所江戸百景 京橋竹がし」(国立国会図書館)に描かれています。向かって絵の左側、満月の京橋の空に向かってそびえ立っているのは、すべて竹で、まるで、竹の要塞のようです。江戸時代、箸やざる、包装材、竹炭など、竹は万能の資源で、江戸での消費量は膨大でした。竹は、北関東一円から運ばれて、京橋の竹河岸で荷揚げされていました。

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~京橋(京橋の親柱、江戸歌舞伎発祥の地、京橋大根河岸青物市場、京橋竹がし): 山東京伝/北尾政演(演:古川雄大)~

【過去ブログ、参考資料・出典】

●過去ブログ:

      伝馬町牢屋敷:平賀源内 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5849

      浜離宮恩賜庭園:徳川将軍家の鷹狩場 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5856

      長崎屋、石町時の鐘:平賀源内 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5861

      日本橋 拾軒店:瀬川「青楼美人合姿鏡」https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5907

      日本橋瀬戸物町(福徳神社):鳥山検校 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5920

      狩野派:鳥山石燕、田沼意次、松平定信 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5987

      「耕書堂」(日本橋通油町):蔦屋重三郎 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5980

      熈代勝覧(きだいしょうらん):須原屋市兵衛(演:里見浩太朗) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5996

      「べらぼうフェスティバル in 日本橋」(7/47/6)と「べらぼう 蔦屋重三郎 ゆかりの地めぐり(マップ付)」 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6014

      祝 蔦重:結婚、日本橋進出! 「大江戸問屋祭り」7/6()開催:鶴屋喜右衛門(演:風間俊介) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6063

      日本橋「白木屋」と「名水白木屋の井戸」:白木屋彦太郎(演:堀内正美) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6056

      池洲稲荷神社:鱗形屋孫兵衛(演:片岡愛之助)、7/22() 日本橋大伝馬町「池洲夏祭り」開催! https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6095

      小伝馬町・大伝馬町:宿屋飯盛(石川雅望)(演:「ピース」又吉直樹) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6102

      末廣神社「元葭原夕暮れ参り」:「吉原細見」のルーツは「元吉原(元葭原)」にあります https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6143

      伝馬町牢屋敷:田沼意知(演:宮沢氷魚)、佐野政言(演:矢本悠馬) 「中央区まちかど展示館 夏休みスタンプラリー&クイズ」開催中 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6149

      830日(土)「歴史を旅するプロジェクションマッピング Vol.2」開催(中央区立日本橋中学校) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6194

      高尾稲荷神社(日本橋箱崎町):遊女の一生、誰袖(演:福原遥) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6197

      薬研堀(薬研堀不動院):礒田湖龍斎(いそだこりゅうさい)(演:鉄拳) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6179

      椙森神社:北尾政美(きたおまさよし)(演:高島豪志) 宝くじファン必見、92日(くじの日)に椙森神社にて富塚祈願祭が開催されます! https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6207

      101日(水)「トークショーin中央区」開催:蔦重の母「つよ」(演:高岡早紀) 申込締切97日(日)(応募多数の場合は抽選) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6219

21      常盤橋門:北町奉行「曲淵景漸」(演:平田広明)<第33話「打壊演太女功徳」は「太夫(太女)が演じるエンタメ(演太女)」の回?:富本斎宮太夫(演:新浜レオン)> https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6274

22      【~蔦屋重三郎と絵師たち~、「第18 EDO ART EXPO(江戸アートエキスポ)」開催(926日(金)~1014日(火))】 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6292

23      鉄砲洲(鐵砲洲稲荷神社):平秩東作(演:木村了) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6180

24      日本橋中洲(清洲橋、真砂座跡碑)、薬研堀(薬研堀不動院):田沼意次(演:渡辺謙)、松平定信(演:井上祐貴) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6162

25      秋の中央区はイベント盛りだくさん! 【江戸の出版文化と日本橋 ―蔦屋重三郎とその周辺―】 925()119()  特別展開催中 (本の森ちゅうおう)(入場無料) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6327

26      日本橋浜町、蘭学事始地碑(明石町):杉田玄白 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6012

27      三光稲荷神社(人形町):勝川春章(演:前野朋哉) 1019日(日)放映の第40話は、勝川春朗(のちの葛飾北斎)を演じる「くっきー!」登場 & お笑い芸人オンパレード! https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6238

28      賀茂真淵(日本橋浜町):加藤千蔭(演:中山秀征)、松平定信(演:井上祐貴) 第28話 & 第29話は第41話の伏線でした! 第29話「艶二郎」と第41話「加藤千蔭」とのご縁もご紹介します https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6406

29      日本橋馬喰町(初音の馬場、初音森神社、郡代屋敷)、薬研堀、大丸新道: 喜多川歌麿、高島おひさ、万次郎 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6380

30      鐡砲洲稲荷神社、佃の渡し:長谷川平蔵(演:中村隼人) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6415

31      人足寄場(中央区佃)、石川島燈台跡、リバーシティ21、中洲(日本橋中洲):長谷川平蔵 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6419

32      日本橋本町(Daiichi Sankyoくすりミュージアム)、十軒店: 式亭三馬(演:荒井雄斗) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6429

33      十返舎一九墓(東陽院・勝どき)、長谷川町(三光稲荷神社・人形町): 十返舎一九(じっぺんしゃいっく) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6432

34      柳橋、薬研堀不動院: 富本豊前太夫(演:寛一郎)、狂歌連、「鬼平犯科帳」長谷川平蔵(はせがわへいぞう)(演:中村隼人) https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5951

35      亀島川と亀島橋(中央区八丁堀): 東洲斎写楽 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6431

36      堺町・葺屋町芝居町跡(人形町):富本節 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5952

37      久安橋(旧:越中殿橋)、浴恩園(旧築地市場跡地):松平定信(まつだいらさだのぶ)(演:井上祐貴)

 

●参考資料・出典(ホームページ含む):

山東京伝の黄表紙を読む-江戸の経済と社会風俗(ぺりかん社)、山東京伝年譜稿(ぺりかん社)、反骨者大田南畝と山東京伝(教育出版)、山東京伝-滑稽洒落第一の作者(ミネルヴァ書房)、山東京伝(人物叢書 新装版)(吉川弘文館)、山東京伝黄表紙の世界-京伝に遊ぶ(アーバンプロ出版センター)、山東京伝研究-考証・意匠・戯作(ぺりかん社)、山東京伝の黄表紙(有光書房)、山東京傳全集 第1巻~第20巻(ぺりかん社)、浮世絵の解剖図鑑-江戸の暮らしがよく分かる(エクスナレッジ)、広重「名所江戸百景」展 江戸開府400年記念-江戸切絵図と現代絵地図で辿る119名所(中央区江戸開府400年記念事業実行委員会)、

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